賃貸の洗面所に棚がないときの収納方法|狭くても置き場を増やす7つの工夫

棚がない賃貸の洗面所の収納アイデア 賃貸の収納

賃貸の洗面所に棚がなく、タオルや洗剤、ドライヤーなどの置き場所に困っていませんか。

狭い洗面所でも、壁を傷つけにくい収納用品や空いている場所を活用すれば、収納スペースを増やせます。

この記事では、棚がない賃貸の洗面所で使える収納方法を、設置場所や収納したい物に合わせて紹介します。

  1. 賃貸の洗面所に棚がないと困ること
  2. 棚がない賃貸の洗面所で使える7つの収納方法
    1. 1.洗濯機の上に突っ張り棚を設置する
    2. 2.洗面台横の隙間にスリムワゴンを置く
    3. 3.タオルバーに掛ける収納を取り付ける
    4. 4.洗濯機の側面をマグネット収納に使う
    5. 5.洗面台下を収納ケースで仕切る
    6. 6.洗面台の扉裏に小物を収納する
    7. 7.鏡や平らな壁面に吸着収納を取り付ける
  3. 賃貸の洗面所に合う収納用品の選び方
    1. 設置場所の幅・奥行き・高さを測る
    2. 収納する物の重さと耐荷重を確認する
    3. 湿気や水に強い素材を選ぶ
    4. 原状回復できる取り付け方法を選ぶ
  4. 収納する物に合った置き場所の決め方
    1. タオルは湿気がこもりにくい場所へ置く
    2. 洗剤は安定した低い場所へ収納する
    3. ドライヤーはコードを無理なく収納する
    4. 毎日使う小物は目線から腰の高さへ置く
  5. 賃貸の洗面所収納で避けたい失敗
    1. 収納用品を置いて通路を狭くする
    2. 収納量を増やして物を詰め込みすぎる
    3. 突っ張り棚や粘着フックを付けたままにする
    4. 換気や掃除ができない置き方にする
  6. 賃貸の洗面所収納でよくある質問
    1. 洗面所に突っ張り棚を付けても大丈夫?
    2. 100均の商品だけでも収納を増やせる?
    3. 洗濯機の上には何を置くといい?
    4. 壁を傷つけずに棚を増やす方法は?
  7. まとめ|棚がない賃貸の洗面所は空いた場所を活用しよう

賃貸の洗面所に棚がないと困ること

洗面所には、タオルや洗剤、スキンケア用品、ドライヤーなど、毎日使う物が集まります。棚がないと洗面台の周りへ物を置きやすくなり、必要な物をすぐに取り出せないだけでなく、掃除もしにくくなります。

しかし、収納棚を置くだけでは、狭い洗面所がさらに窮屈になることがあります。まずは洗面台の横や洗濯機の上、扉の内側など、現在使われていない場所を確認することが大切です。

棚がない賃貸の洗面所で使える7つの収納方法

洗面所の収納は、床に家具を増やす方法だけではありません。壁や洗濯機の上、わずかな隙間などを利用すれば、狭い洗面所でも動きやすさを保ちながら収納を増やせます。

1.洗濯機の上に突っ張り棚を設置する

洗濯機の上に左右の壁がある場合は、突っ張り棚を設置すると、タオルや軽い日用品の置き場所を作れます。床にラックを置かないため、洗濯機の周りを狭くしにくいのがメリットです。

設置する前に、壁同士が平行か、取り付け部分に凹凸がないかを確認しましょう。また、棚の対応幅と耐荷重だけでなく、使用する長さでの耐荷重も確認することが大切です。

落下すると危険なため、大容量の洗剤や割れ物などの重い物を載せるのは避けます。定期的に緩みや傾きがないか確認し、異変があれば一度荷物を下ろして取り付け直してください。

向いている場合
洗濯機の上に十分な空間があり、左右の壁が平らで、突っ張り棚を水平に固定できる洗面所に向いています。床に収納家具を置かずに、洗剤やタオルの置き場所を増やしたい場合にも便利です。

注意が必要な場合
壁面に凹凸がある、左右の壁の強度に不安がある、棚が給水ホースやコンセントに干渉する場合には適しません。洗濯機の振動で緩むこともあるため、設置後も固定状態を定期的に確認しましょう。

2.洗面台横の隙間にスリムワゴンを置く

洗面台と洗濯機の間に隙間がある場合は、幅の狭いスリムワゴンを置く方法があります。洗剤やタオルのほか、ドライヤーや掃除用品などもまとめて収納できます。

キャスター付きなら、必要なときに引き出せるため、奥の物を取りやすく掃除もしやすくなります。水がかかる可能性がある場所では、さびにくく水拭きできる素材が向いています。

向いている場合
洗面台や洗濯機の横に細い隙間があり、洗剤・ドライヤー・タオルなどをまとめて収納したい場合に向いています。キャスター付きなら、奥に置いた物を取り出しやすく、掃除の際にも移動できます。

注意が必要な場合
商品の幅だけで選ぶと、巾木や給水ホース、洗濯機の出っ張りに当たって入らないことがあります。隙間の幅は手前と奥の両方を測り、ワゴンを引き出すための前方スペースも確認しましょう。背の高いワゴンは、重い物を下段に置いて転倒しにくくします。

3.タオルバーに掛ける収納を取り付ける

備え付けのタオルバーには、フックや吊り下げ式の収納ケースを取り付けられます。ヘアゴムや洗濯ネット、掃除用品などの軽い物を浮かせて収納できるため、洗面台の上を広く使えます。

ただし、タオルバーは収納棚として作られているとは限りません。重い洗剤やドライヤーなどを掛けると、バーの破損や壁から外れる原因になります。耐荷重が確認できない場合は、軽い物だけに使用しましょう。

扉や洗濯機に収納用品が当たらないか、通るときに体へぶつからないかも確認しておくと安心です。

向いている場合
タオルバーがしっかり固定されていて、軽い小物やドライヤーなど、よく使う物を手に取りやすい位置に収納したい場合に向いています。床や洗面台の上を使わずに収納を増やせます。

注意が必要な場合
タオルバーは収納棚として設計されていないこともあるため、重い洗剤や複数のボトルを掛けるのは避けましょう。使用できる重さはタオルバーと収納用品の両方で確認し、バーがぐらつく場合は使用しないでください。また、掛けた収納が洗面台の扉や人の動線に当たらないかも確認します。

4.洗濯機の側面をマグネット収納に使う

洗濯機の側面に磁石が付く場合は、マグネット式のラックやフックを取り付けられます。洗濯ネットやハンガー、バスマットなどを収納でき、床へ物を置かずに済むのがメリットです。

向いている場合
洗濯機の側面に磁石が付き、壁や家具との間に十分な隙間がある場合に向いています。洗濯ネットやハンガー、軽い掃除用品などを、洗濯機の近くにまとめて収納できます。

注意が必要な場合
洗濯機の機種や取り付ける位置によっては、磁石が付かない、または十分な固定力を得られないことがあります。購入前に手持ちの磁石で確認し、収納用品の耐荷重も確認しましょう。給水ホースや電源コード、ふたの開閉、洗濯機の放熱を妨げる位置は避けます。運転時の振動で収納用品がずれたり異音が出たりする場合は、位置や収納量を調整し、洗濯機の取扱説明書も確認してください。

5.洗面台下を収納ケースで仕切る

洗面台の下に収納スペースがある場合は、ケースや小さなラックを使って上下に分けると、空間を無駄なく使えます。洗剤の予備や掃除用品など、使用頻度が低い物の収納に向いています。

収納用品を選ぶ前に、扉の内側から配管までの奥行きと、排水管の位置を測りましょう。配管を避けて組み替えられるラックや、持ち手付きのケースを使うと、奥にある物も取り出しやすくなります。

水漏れへ早く気づけるように、配管の周囲へ物を詰め込みすぎないことも大切です。ときどきケースを取り出し、湿気や漏水、カビがないか確認しましょう。

向いている場合
洗面台下に扉付きの収納があり、洗剤のストックや掃除用品などを見えない場所にまとめたい場合に向いています。収納ケースで種類ごとに分けると、奥にある物も把握しやすくなります。

注意が必要な場合
洗面台下には排水管や給水管があるため、収納部分の外寸だけでなく、配管までの幅・奥行き・高さも測りましょう。配管を押すほど物を詰め込まず、水漏れや結露を確認できる余裕を残します。液体洗剤は漏れた場合に備え、受け皿になるケースへ立てて収納すると安心です。

6.洗面台の扉裏に小物を収納する

洗面台の扉の裏側には、粘着式のフックや薄型ケースを取り付けられる場合があります。ヘアブラシや掃除用の手袋など、薄くて軽い物の収納に向いています。

向いている場合
洗面台の扉裏に空間があり、ヘアゴムやブラシ、掃除用の小物など、薄くて軽い物を収納したい場合に向いています。デッドスペースを活用でき、よく使う物も取り出しやすくなります。

注意が必要な場合
取り付ける前に、扉を閉めたときに収納用品や中身が棚板・配管・ほかの収納物に当たらず、最後まで閉まるか確認しましょう。重い物や割れ物を掛けると、扉や蝶番への負担や落下の危険があるため、薄くて軽い物に限定します。粘着式の場合は扉の表面材に対応しているか確認し、目立たない場所で試してから取り付けましょう。剥がすときの表面の傷みや、粘着部分の緩みにも注意が必要です。

7.鏡や平らな壁面に吸着収納を取り付ける

鏡や光沢のある平らな面には、吸盤式やフィルムフック式の収納用品を取り付けられることがあります。歯ブラシやコップなど、洗面台の上に置きがちな小物を浮かせて収納でき、拭き掃除もしやすくなります。

取り付けられる素材は商品によって異なります。凹凸のある壁や壁紙、目地、ざらついた面には使用できない場合があるため、対応する素材を必ず確認しましょう。

取り付け面の水分や汚れを拭き取り、十分に乾燥させてから設置します。落下に備えて、割れ物や重い物の収納には使わず、吸着部分が浮いていないか定期的に確認してください。

向いている場合
鏡や光沢のある平らな面があり、歯ブラシやコップなどの軽い小物を浮かせて収納したい場合に向いています。洗面台の上へ直接置かないため、水滴を拭き取りやすくなります。

注意が必要な場合
吸盤や吸着シートを取り付けられる面は商品によって異なります。凹凸のある壁紙、ざらついた面、目地をまたぐ位置などには固定できない場合があるため、商品の対応素材を確認しましょう。取り付け面に水分、ほこり、せっけんかすが残っていると外れやすくなるので、きれいにして乾かしてから設置します。落下すると危険な物や壊れやすい物は置かず、吸着力が弱くなっていないか定期的に確認してください。

賃貸の洗面所に合う収納用品の選び方

収納用品は、見た目や価格だけで選ぶと、洗面所に置けなかったり使いにくかったりすることがあります。購入する前に、設置場所の寸法、収納する物の重さ、湿気への強さを確認しましょう。

特に狭い洗面所では、収納量を増やすだけでなく、扉の開閉や洗濯機の使用、掃除のしやすさを妨げないことが大切です。

設置場所の幅・奥行き・高さを測る

収納用品を購入する前に、設置したい場所の幅・奥行き・高さを測ります。幅だけを確認すると、洗面台の扉が開かない、洗濯機のふたに当たる、通路が狭くなるといった失敗につながります。

洗濯機の近くに置く場合は、給水ホースや排水ホース、蛇口の位置も確認しましょう。縦型洗濯機では、ふたを全開にしたときの高さまで測っておく必要があります。

測った寸法はスマートフォンに記録し、収納用品の外寸と比べます。設置場所ぴったりではなく、出し入れや掃除ができる余裕を残して選びましょう。

収納用品を購入する前に、設置場所の幅・奥行き・高さを測っておきましょう。幅は手前だけでなく、奥側や上部など複数の位置を測り、最も狭い部分を基準にします。

奥行きを測るときは、洗面台の扉や引き出しを開けられるか、人が通るスペースを確保できるかも確認が必要です。高さは、蛇口・コンセント・タオル掛け・窓・給水ホースなどに当たらない範囲を測ります。

測った寸法と同じ大きさの商品を選ぶと設置できないことがあるため、数センチ程度の余裕を持たせると安心です。洗濯機の周囲に置く場合は、必要な放熱・振動対策の間隔が機種によって異なるため、洗濯機の取扱説明書も確認してください。

収納する物の重さと耐荷重を確認する

収納用品には、それぞれ使用できる重さの上限があります。特に洗剤や柔軟剤のボトルは、見た目以上に重くなるため注意が必要です。

耐荷重は、棚やラック全体の数字だけでなく、棚板1段あたりの数字も確認しましょう。突っ張り棚は、設置する幅が広くなるほど耐荷重が小さくなる商品もあります。

安全に使うため、表示されている耐荷重ぎりぎりまで載せるのは避けます。重い物は床に近い安定した場所へ置き、上部の棚にはタオルや洗濯ネットなどの軽い物を収納すると安心です。

耐荷重は「棚全体で何kgまで置けるか」を示す数字です。ただし、棚板1枚ごとの耐荷重なのか、収納用品全体の耐荷重なのかは商品によって異なるため、商品説明や取扱説明書で確認しましょう。

収納する物の重さは、中身を入れた状態で考えます。たとえば、液体洗剤や柔軟剤、詰め替え用品をまとめて置くと、見た目以上に重くなることがあります。複数の物を置く場合は、それぞれの重さを合計し、表示された耐荷重を超えないようにしてください。

また、耐荷重の範囲内でも、一か所に重さが集中すると棚が傾いたり、突っ張り部分がずれたりする場合があります。重い物はできるだけ低い位置に置き、左右に偏らないように分散させると安全です。

突っ張り棚や粘着式の収納用品は、壁の材質、設置面の状態、湿気などによって固定力が変わります。耐荷重の数字だけで判断せず、商品の設置条件と使用できる壁面も確認しましょう。

湿気や水に強い素材を選ぶ

洗面所は水がはねやすく、入浴後には湿気もこもりやすい場所です。収納用品には、プラスチックやステンレス、さびにくい加工が施されたスチールなど、水拭きしやすい素材が向いています。

布製のケースや天然素材のかごは、水分を含んだままにするとカビや変色の原因になります。使用する場合は、水が直接かからない場所へ置き、定期的に乾燥させましょう。

棚やケースを壁へ密着させすぎず、空気が通る隙間を残すことも大切です。汚れや水分を拭き取りやすい形状を選ぶと、きれいな状態を保ちやすくなります。

原状回復できる取り付け方法を選ぶ

賃貸住宅では、壁へネジやくぎを打つ前に、賃貸借契約の内容や管理会社のルールを確認する必要があります。小さな穴でも、場所や壁の材質によっては修繕費が必要になる可能性があります。

突っ張り式や置き型、マグネット式など、壁に穴を開けない収納用品を優先すると取り入れやすくなります。ただし、粘着テープや吸着シートも、長期間貼ると跡や変色が残る場合があります。

商品説明で使用できる素材と剥がし方を確認し、目立たない場所で試してから設置しましょう。取り外すときは無理に引っ張らず、商品の説明に従ってゆっくり剥がしてください。

賃貸住宅では、収納用品を取り付ける前に賃貸借契約書の禁止事項を確認しましょう。「原状回復できる商品」と表示されていても、壁への穴あけやネジ留め、強力な粘着テープの使用が認められるとは限りません。

国土交通省のガイドラインでは、通常の使用による損耗と、借主の不注意や通常の使用を超える方法で生じた傷・汚れは分けて考えられています。原状回復の扱いは、傷の状態や賃貸借契約の内容によって異なります。取り付けてよいか判断できない場合は、管理会社や貸主に確認してください。

突っ張り式や粘着式でも、長期間の圧迫による壁紙のへこみ、粘着剤の跡、塗装の剥がれが起こることがあります。保護板を挟む、目立たない場所で試す、定期的に取り付け部分を確認するなど、跡を残しにくい使い方を心がけましょう。

参考:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」

収納する物に合った置き場所の決め方

洗面所を使いやすくするには、空いている場所へ物を詰め込むのではなく、使う頻度や重さに合わせて置き場所を決めます。毎日使う物は手の届きやすい位置へ、予備の物は上部や洗面台下へ分けると、探す手間を減らせます。

タオルは湿気がこもりにくい場所へ置く

未使用のタオルは、洗濯機上の棚や通気性のあるかごなど、水が直接かかりにくい場所へ収納します。家族が毎日使う枚数だけを洗面所へ置き、残りは別の部屋に保管すると、狭い場所へ詰め込まずに済みます。

使用後のぬれたタオルは、乾いたタオルと同じケースへ入れないようにしましょう。タオルバーなどへ広げて掛け、乾きやすい状態にすると、においやカビを防ぎやすくなります。

洗剤は安定した低い場所へ収納する

洗剤や柔軟剤は重さがあるため、床置きのワゴンや洗面台下など、安定した低い場所への収納が向いています。毎日使うボトルは手前へ、詰め替え用の予備は奥へ分けると取り出しやすくなります。

容器が倒れたときに液体が広がらないよう、持ち手付きのケースや浅いトレーへまとめておくのも一つの方法です。液漏れがないか定期的に確認し、異なる洗剤を別の容器へ移し替えたり、混ぜたりしないようにしましょう。

小さな子どもがいる家庭では、手の届かない場所や扉付きの収納を選び、必要に応じてチャイルドロックを使用してください。

ドライヤーはコードを無理なく収納する

ドライヤーは、洗面台の横や扉裏に取り付けられる専用ホルダーを使うと、必要なときに取り出しやすくなります。収納用品は、ドライヤー本体の大きさと重さに対応しているものを選びましょう。

使用後は電源プラグを抜き、本体が十分に冷めてから収納します。電源コードをドライヤー本体へきつく巻き付けると、コードに負担がかかるため避けてください。

コードは無理に曲げず、ゆるくまとめます。収納するときも水がかかる場所を避け、使用している機種の取扱説明書に従いましょう。

毎日使う小物は目線から腰の高さへ置く

歯ブラシやスキンケア用品、ヘアブラシなど、毎日使う物は立ったまま手が届く位置へ収納すると便利です。鏡の横や洗面台の端など、使う場所の近くへまとめると、出し入れの動作を減らせます。

小物は種類ごとに細かく分けすぎず、朝の身支度用品、入浴後に使う物など、使う場面ごとにケースへまとめると戻しやすくなります。

洗面台の上へ置く物は必要最小限にし、水や汚れを拭き取れる状態を保ちましょう。家族で使う場合は、ケースを人ごとに分ける方法もあります。

賃貸の洗面所収納で避けたい失敗

収納スペースを増やしても、物を詰め込みすぎたり動線をふさいだりすると、かえって使いにくい洗面所になります。設置後の安全性や掃除のしやすさまで考えて、収納方法を選びましょう。

収納用品を置いて通路を狭くする

大きなランドリーラックやワゴンを置くと収納量は増えますが、着替えや洗濯物を運ぶための通路が狭くなることがあります。洗面台や洗濯機の扉を開けたときに、収納用品へぶつからないかも確認しましょう。

床へテープなどで収納用品と同じ大きさの印を付けると、購入前に設置後の広さを想像しやすくなります。その範囲に立って普段の動作を試し、窮屈に感じる場合は、奥行きの浅い商品や壁面を使う収納方法を検討しましょう。

収納量を増やして物を詰め込みすぎる

棚やケースを増やしても、使わない物や必要以上の予備まで収納すると、必要な物を取り出しにくくなります。まずは中身をすべて確認し、洗面所で使う物だけを残しましょう。

消耗品の予備は、置ける数を決めておくと増えすぎを防げます。たとえば、ケースに入る分だけ購入するなど、収納スペースを在庫量の目安にします。

新しい収納用品を購入する前に、不要な物を減らしてから必要な収納量を確認すると、大きすぎる棚やケースを選ぶ失敗も避けやすくなります。

突っ張り棚や粘着フックを付けたままにする

突っ張り棚や粘着フックは、取り付けた直後に問題がなくても、湿気や振動、時間の経過によって緩むことがあります。一度設置したままにせず、傾きやずれ、粘着部分の浮きがないか定期的に確認しましょう。

棚が少し下がっている、壁との間に隙間ができているなどの変化に気づいたら、すぐに収納物を下ろします。壁や収納用品に異常がないことを確認してから、商品の説明に従って取り付け直してください。

粘着式の商品は、長期間貼り続けることで跡や変色が残る場合もあります。定期的に取り外して壁の状態を確認し、退去直前まで放置しないようにしましょう。

換気や掃除ができない置き方にする

収納ケースやラックを壁へ密着させると、裏側に湿気やほこりがたまりやすくなります。収納用品の周囲には少し隙間を残し、空気が通りやすく、拭き掃除ができる状態にしておきましょう。

床へ直接置く収納用品は、簡単に動かせる重さやキャスター付きの商品を選ぶと、下や裏側を掃除しやすくなります。ただし、キャスターが勝手に動かないよう、ストッパーの有無も確認してください。

換気扇や窓の近くに背の高い棚を置くと、空気の流れを妨げることがあります。収納を設置した後も湿気がこもる場合は、物の量や置き場所を見直しましょう。

賃貸の洗面所収納でよくある質問

洗面所に突っ張り棚を付けても大丈夫?

左右の壁が平行で、商品の取り付け条件を満たしていれば設置できます。ただし、弱い壁や凹凸のある面では十分に固定できず、壁紙に跡が残る場合もあります。

取り付け可能な幅、設置面の材質、使用する長さでの耐荷重を確認しましょう。落下したときに危険な洗剤や割れ物は載せず、定期的に緩みや傾きを点検することも必要です。

100均の商品だけでも収納を増やせる?

フックや小物ケース、仕切りなどを使えば、費用を抑えて収納を増やせます。歯ブラシやヘアゴム、洗濯ネットなど、軽い小物の整理に向いています。

ただし、価格だけで選ばず、耐荷重や使用できる場所、取り付け可能な素材を確認してください。重い洗剤を載せる棚や、落下すると危険な場所では、強度と安定性を優先して選びましょう。

複数の商品を組み合わせた自作収納は、接続部分が外れる可能性もあります。設置後に軽く動かして安定しているか確かめ、異常があれば使用を中止してください。

洗濯機の上には何を置くといい?

洗濯機の上には、タオルや洗濯ネット、空のハンガーなど、軽くて水にぬれても危険が少ない物が向いています。収納ケースを使う場合も、落下したときに割れにくい素材を選びましょう。

大容量の洗剤や柔軟剤、ガラス容器など、重い物や割れ物を高い位置へ置くのは避けます。洗濯機の振動で棚や収納物が動く可能性があるため、運転中に異音や揺れがないかも確認してください。

また、蛇口や給水ホース、洗濯機のふたをふさがず、故障や水漏れが起きたときに確認できる空間を残しておきましょう。

壁を傷つけずに棚を増やす方法は?

壁へネジやくぎを打たない方法には、突っ張り棚、床置きラック、マグネット収納などがあります。鏡や滑らかな面には、対応する吸盤式やフィルムフック式の商品を使える場合もあります。

ただし「穴を開けない商品」であっても、壁紙のへこみや変色、粘着跡が絶対に残らないとは限りません。取り付け可能な素材と外し方を確認し、目立たない場所で試してから使用しましょう。

壁への固定が必要な場合は、自己判断で取り付けず、賃貸借契約を確認したうえで管理会社や貸主へ相談してください。

まとめ|棚がない賃貸の洗面所は空いた場所を活用しよう

賃貸の洗面所に棚がなくても、洗濯機の上や洗面台横の隙間、扉裏などを活用すれば、収納場所を増やせます。

収納用品を選ぶときは、設置場所の寸法や耐荷重、湿気への強さを確認しましょう。壁を傷つけにくい商品でも、取り付けられる素材や外し方を確認することが大切です。

まずは洗面所にある物を見直し、毎日使う物から置き場所を決めてみてください。動線や掃除のしやすさを保ちながら、自宅の洗面所に合った収納方法を選びましょう。